法全連の紹介
「仕事や職場のこと、一人ぼっちで悩んでいませんか?」
法律事務所で長く働きたい。仕事を覚えたい。他の事務所ではどうしているんだろ?・・・。そんな事務員さんが自主的に集まり、勉強し、そして親睦会や組合が各地にできました。
では、他の都道府県ではどんなことをしているのだろう?
・・・そんな想いを旨に、1969年12月、東京・富山・大阪の代表の呼びかけで交流会結成の呼びかけがなされました。各地の運動の経験交流をし、仲間を増やしていきたい。そして、みんなが叶えたい願いがありました。
「ひとりぼっちの事務員さんをなくそう」
その実現を全国の仲間とともに叶えようと、1971年、私たち法律事務員全国連絡会はうまれました。
結成から50年~法全連の魅力
1. 新人からベテランまで、2000名の仲間と「つながる」
法全連は、結成から50年経た今、全国の法律事務所で働く事務員2000名が参加する団体へと成長しています。
その構成も、ベテランから新人まで、経験も年齢も違う、幅広い事務員さんの集まりとなっています。そんな仲間と「つながる」ことが、ひとりぼっちの職場でも、仕事を覚えて、働き続けるための、「財産」となっています。
2. 事務員の声と運動が、日弁連や弁護士会を動かす
「仕事をおぼえたい」、「一人前の職業人と認められたい」など、全国から集められた事務員さんの声を日弁連に届け続けてきました。
そうした私たちの取組みが日弁連「事務職員能力認定制度」の実現へと結実しています。
3. 健康に長く働こう!
長く働き続けるためには、まず健康。全ての事務員さんが年1回の定期検診を受診できるよう、全国の弁護士会や支部に働きかけています。具体的には、健康診断の現状を調査するためのアンケートを行い、その分析や今後に繋げる提言をしており、いくつもの弁護士会で検診が実現しました。
4. 実務に役立つ情報誌「法律事務」や「しんぶん」を発行
「事務員が作るから、かゆいところにも手が届く」=法全連の発行する実務情報誌『法律事務』は、キメ細かな内容で、毎号大いに期待されています。これまで、『離婚事件のながれ』『戸籍の見方と相続人調査』『自賠責保険請求の実務』などを刊行しました。また、私たちの身近な情報を提供する『法全連しんぶん』も発行しています。
5. 年に一度の事務員のお祭り「全国交流会」
毎年、秋に行われる全国交流会には、全国からたくさんの仲間が集まります。昼は仕事・研修・職場について語り合い、夜は大宴会で懇親を深める、年に一度の事務員手作りの「お祭り」。毎年開催地が変わるのも魅力のひとつです。法律事務所で働く事務職員のみなさん。ひとりで悩んでいないで・・・。あなたも、法全連に参加して、法律事務所で働く全国の仲間とつながりましょう。